被害を受けた街は、今なお深い爪あとを残しています。
できることは微力でも、何らかの形で支援できないかとの思いから、
昨年に行なった岩手県陸前高田市でのメガネ支援に引き続き、
本年も10月3日~5日にわたり宮城県気仙沼市、及び南三陸町で
障害をお持ちの方々にメガネをお作りする支援を行ないました。
今回は気仙沼市の「洗心会 第二高松園」、南三陸町の「洗心会 のぞみ福祉作業所」に
お伺いし、視力測定やフレーム選び、調整をさせていただきました。
メーカーのご協力もいただき、最新の視力検査機器を準備し、一人一人時間をかけて
視力測定をいたしました。
震災後は視力測定をする機会がないため、メガネが必要な視力にも関わらず、
使用されていない方もいらっしゃいました。
できるだけ多くの種類から選んでいただくため、豊富にご用意したフレームから似合うものを
アドバイスしおすすめさせていただきました。
メガネ選びの楽しさも実感いただけたのではないでしょうか。
掛け具合も快適なメガネには欠かせません。
掛ける位置などのご要望を伺いながら入念に微調整を行ないました。
今回お選びいただいたメガネは一旦名古屋に持ち帰り、加工・調整を行なった後、
今月末に再び施設へ出向き一人ひとりに最終調整をしてお渡しする予定をしています。
厳しい環境の中、皆さん明るい笑顔で様々なことに前向きに取り組んでいらっしゃいました。
その姿を拝見して、微力ながら今後も可能な支援を行ないたいと思いました。
メガネの和光 ホームページ http://www.megane-no-wako.co.jp