木枯らしが吹きすさぶ屋外から、暖かい室内に入るとレンズが曇ることはありませんか?
今回は曇り止めのご紹介です。
冬の寒い時期、外出先から暖かい室内に入った時など、レンズにくもりが発生することがあります。
これはレンズの温度が、室内の温度よりも低いために空気中にふくまれている水分が、
空気を取り込み細かい水滴と共にレンズ表面につきます。
この時、細かい水滴と空気に光が乱反射して、くもり現象となります。
◆曇り止めを使うとなぜ曇らないのでしょうか?
曇り止めの成分は、レンズを曇らせる原因の空気と水滴両方に作用します。
空気を追い出し付着した水分を水滴ではなく膜にしてしまいます。
その為に光が乱反射しなくなり、曇らなくなります。
曇り止めのコーティングがしっかり出来ていれば、くもり現象が起きても
その原因の水滴を均一な薄い膜にする(濡れ現象)為、乱反射を防ぎ、それがレンズの曇りを防止します。
当社でおすすめしている曇り止めの中で代表的な「リペレント」をご紹介します。
携帯用スプレータイプ 内容量17ml
長さ9cmとコンパクトで、カバンにいれて持ち運べるサイズです。
使い方ですが、くもり止め剤をレンズ面にムラなくスプレーをして、
60秒ぐらい置きレンズ面になじませます。
その後、乾いたティッシュなどでくもり止め剤をレンズ面に塗りこむような感じで
きれいにふき取ると、くもり止めのコーティングが出来ます。
さあ、クリアーになったメガネで温かい鍋料理を囲み、寒い冬を乗り切りませんか?
リペレントは和光全店で、お求めいただけます。
尚、在庫の有無につきましては、お近くの取り扱い店舗にお問い合わせ下さい。
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