今から27年前の事です。
明石海峡大橋は現在でも世界最長の吊り橋としてギネス認定されています。
現在は自動車での通行が可能ですが、実際に通ってみるとその規模の大きさに圧倒されます。
それと同時に改めて日本の物作りの素晴らしさに関心させられます。
本日ご紹介しますローデンストックは
そんな物作りの素晴らしさを感じさせてくれるフレームです。
ローデンストックは1877年、ドイツにてヨーゼフ・ローデンストックによって設立されました。
創業130年を越えた今でも、世界中から支持を受ける老舗の眼鏡メーカーです。
ドイツ発祥のブランドではありますが、フレームの多くは日本で製造されています。
創業者のヨーゼフ・ローデンストックは
「眼鏡は視力を矯正する物である、ゆえに機能的でなくてはならない」
という言葉を残しています。
ファッションとしての要素も大切ですが、眼鏡本来の役割を見失ってはいけないという精神は
現在の物作りにも生かされています。
ローデンストックは紳士、婦人ともに多数のモデルがあります。
どのモデルもシンプルで流行に左右されにくいデザインです。
レンズサイズも大きめで、遠近両用レンズにも対応できます。
そしてローデンストックを語る上で欠かせないのが、高性能のバネ蝶番「ローダフレックス」。
今ではバネを使用するフレームは珍しくありませんが
ローダフレックスはバネを特性を最大限生かせるような工夫があります。
それはテンプル(腕)が少し内側に向くように設計する事で、
バネの稼動範囲を広くし、よりソフトなフィット感を得られるようにしてある点です。
掛け外し時にバネが効く事で、フレームに負担がかかりにくいというメリットもあります。
またこちらのモデルはフロント部分が一体成型で作られており、
より堅牢な作りになっています。
一体成型は一枚のチタン板をくりぬいてフロントのパーツを作りだします。
一体成型にすることで写真のようなブリッジ(左右の枠をつなぐ部分)を溶接する必要がなく、
破損しにくい構造になっています。
ローデンストックは他にも様々なこだわりを持ってフレームを製造しています。
それゆえにデザイン面でも、品質の面からも長くご愛用頂けます。
他のブランドに比べて、同じフレームで何度もレンズを交換される方が多い事が
それを物語っています。
このように掛ける方から末永く愛されるには、
ヨーゼフ・ローデンストックの精神とそれを具現化できる日本の物作りの技術が
必要不可欠なのです。
ローデンストックは和光全店でご覧頂けます。
(掲載商品の有無につきましては、お近くの取り扱い店舗にお問い合わせ下さい。)