本来、節分というのは立春・立夏・立秋・立冬の前の日のことを指します。
旧暦では立春の頃が一年の始めとされ、最も重要視されていましたので、
節分といえば、一般的に立春の前の日を示すようになりました。
節分に行われる豆まきは、宮中行事の追儺(ついな)と
寺社が邪気を祓うために節分に行っていた
豆打ちの儀式が合わさったものといわれています。
さて、まだまだ寒い日は続きますが、
本日はそんな季節に起こりやすいレンズのトラブルをご紹介します。
まずはこちらの写真をご覧ください。
これはクラック(コートのひび割れ)が入っている状態です。
レンズの汚れが取れない、曇って見えるなど、
もしかすると、クラックが原因かもしれません。
クラックとは、下図のように熱による膨張が起きた際、
素材の膨張率の違いによって起きる現象です。
表面のマルチコートは、無機質で膨張出来ないために
コートが地割れしているような状態になります。
そのため、温泉やサウナにメガネを掛けて入ったり、
高温になる場所でメガネを放置したりするとクラックが入る原因となります。
今回は、未然にクラックを防ぐための正しいお手入れ方法をご紹介します。
1. 水洗い
レンズに付着している汚れを洗い流します。(油汚れは中性洗剤を使用。)
2. 押し拭き
水あとがシミになる場合がありますので、水分はしっかり拭き取ってください。
3. 仕上げ
メガネ拭きなどやわらかい布で拭きあげて完了です。
※お湯・ぬるま湯での洗い流しにご注意ください。
※乾拭きは細かいゴミや汚れが擦れ、キズが入る原因となります。
写真のようなクラックは元通りにすることができません。
また、キズが原因でコートが剥がれてくることもありますので、
正しいお手入れ方法でメガネをクラックから守りましょう。
なお、メガネの和光では、ご購入いただきました
メガネのクリーニング・ご調整を無料で行っております。
この機会に是非、お近くの店舗をご利用くださいませ。