一見すると徐々に復興しているように見えますが、まだその爪痕が所々残っています。
2011年、何らかの形で支援できないかとの思いから開始した「東日本大震災
被災地へのオーダーメイドメガネ支援活動」も今年で3回目となりました。
2011年の岩手県陸前高田市、2012年の宮城県気仙沼市・南三陸町に続き、
今年は藻塩で有名な塩竈市にて9月25~27日の日程で支援活動を行い、
40名の方にオーダーメイドメガネを無料でご提供しました。
今回は塩竈市にあります「嶋福祉会さくら学園」にお伺いし、視力測定や
フレーム選びのお手伝いをさせていただきました。
最新の視力検査機器を使用し、一人一人時間をかけて使用する場面や用途を
伺いながら、最適な度数調整を行います。
豊富にご用意したフレームから似合うものをアドバイスさせていただき、
皆さん笑顔でメガネ選びを楽しまれていました。
掛け具合も快適なメガネには欠かせない条件の一つです。
一人一人、メガネを掛ける位置の確認をしながら入念に微調整を行ないます。
今回お選びいただいたメガネは名古屋にて加工・調整を行なった後、今月末に再び施設へ伺い、
掛け具合の最終調整をしてお渡しさせていただきます。
建物や道路は元に戻っても、完全に元の生活になるまでにはまだ時間が必要だと思います。
今回の支援で各メーカーからもご協力をいただき、活動することができたことに感謝するとともに、
微力ながら少しでも被災地の方のお力になれたのであれば幸いです。